故 二代目 米倉陽子
二代目 米倉陽子が、令和7年12月31日に93歳で他界致しましたのでご報告させて頂きます。
母は7才より花ばさみを持ち、祖母「初代教授 コマ」の指導のもと、二代目として米倉華道教室の教授を引き継ぎ、令和7年12月31日に逝去するまで、華道歴86年の生涯を終えることとなりました。
最後の最後まで華道人として身だしなみに気を付け、お弟子さん達の事を気遣い、常に教室のことを考えてくれた、優しい母であり先生でした。
『池坊のお花は時代の変化の中で、伝統(基本)もしっかり守りつつ、どんどん変化する社会や環境に適応する華道(お花)です。』
この母の言葉と思いを受け継ぎ、教室を守り更なる華道の高みを目指してやって行きたいと思います。
米倉弥生 ご挨拶
華道歴が43年余となって家庭の中も少しは落ち着いて、やっと京都にある池坊中央研修学院に入学し学ぶことができました。かねてより京都のお家元のもとで、直接勉強したいと考えていたことをやっと実現させることができました。
学院で学んだ池坊の、基本や様々な新しいスタイルのお花を、お弟子さん方にひとつひとつ伝えていくことが、私の大事な勤めであると思い、母と共に一生懸命頑張っております。
教室は、華道を学ぶだけの場ではなく、いつも笑いがたえないお稽古場です。先輩方の話を聞いたり、違う職場の話を聞いたりして、楽しいコミュニケーションの場となっており、私も多くの事を学ばさせて頂いている場でもあります。
ここでの出会いは一期一会、気軽にお花を生けてみてはいかがですか?
お花は、今の自分の心を映してくれるとともに、優しさと潤いを与えてくれるものだと思っております。